2014年9月27日

《報告》精巣腫瘍ピアサポートが開催されました

第33回精巣腫瘍ピアサポートを行いました。

参加者数は入院患者やそのご家族中心の13名でした。
今回は国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センターの野澤センター長が今後に行う男性のがんに対する問題の調査の為にピアサポートに参加されました。

野澤センター長には調査のお礼と言うことで持参していただいたウィッグをピアサポート参加者に試していただきました。野澤センター長は、ただウイッグを試すのではなくウィッグの付け方やメイクの仕方まで教えていただきました。

その時の写真です

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主観的な考えですが、男性でもウィッグを付けると表情が明るくなるのを感じました。このことが今後、アピアランス支援センターに調査でわかるようになり、少しでも長い治療を前向きになる一つのものとなるようにJ-TAGも協力していきます。

年金・保険等金融アドバイザーとしてファイナンシャルプランナーの伊藤さん(京極・出町FP相談)にもお手伝いいただきました。下記の質問に対し調べていただき回答くださいましたのでブログでお伝えします。

【質問】転院したのですが、高額療養費の多数該当は転院先でも引き継がれますでしょうか。
【回答】自動的には引き継がれませんが、ご自身で申請することで多数該当との差額を後日返金してもらえます。
高額療養費および多数該当の詳細については、協会けんぽのwebサイトをご参照ください。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030

解説します。最初に治療を受けた病院で4ヶ月以上が経過し、すでに多数該当が適用されている状況で転院した場合、転院先の病院では以前の病院での負担額等は把握できませんので、改めて高額療養費を最初から適用するものとして医療費が請求されます。
下がっていた負担額が3ヶ月間は上がることになりますが、健康保険の窓口で後日申請することで一旦負担した高額療養費分と多数該当分の差額は返金されます。
これはご自身やご家族が申請することで返ってくるお金ですので、該当月の領収書が手元に揃った段階で、できるだけ早めに手続きを済まされることをお勧めします。資金に余裕があれば手間を考え、3ヶ月分をまとめて請求してもよいかと思います。
なお、転院先は他府県でも問題なく今回の内容に該当しますので、まずはご自身の保険証に記載されている「保険者名称」の窓口へ問い合わせてみてください。

談話室が早くもハロウィン使用になっておりました。

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ご参加くださいましたみなさまありがとうございました。次回は10月10日、11月は11月14日の開催です。時間は13時から17時ですのいつでもご都合のよい時間にご参加ください。

 

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