2015年12月13日

《お知らせ》ガイドラインについて

ご存知かもしれませんがキャンサーチャンネルより、
2015年8月8日(土)に行われた「AKIBA Cancer Forum 2015」での
京都府立医科大学附属病院の中村先生の講演
「進行性精巣腫瘍の治療」~ガイドラインって正しいの?~
が見れるようになっています。

最近ピアサポートでも初回のBEP療法を3週間ではなく、4週間で回していると患者さんからよく聞きます。患者さんの状態によって遅延せざるを得ない理由があると思いますが、4週間で回している理由を主治医に聞き、納得のいく説明がなければ中村先生の言われるセカンドオピニオンや転院も考えてみてもよいと思います。
投与間隔は、1クール目が始まる前に知らせてもらえますのでしっかり確認してほしいです。

ガイドラインでもう一つ。
過去にもブログでお伝えしましたが、制吐剤ガイドラインというのもあります。
ピアサポートを初めた当時のは、みなさん抗がん剤で吐いてばかりでしたが、このガイドラインのおかげで、抗がん剤で吐く患者が少なくなりご飯も食べられようになっています。
精巣腫瘍で使われる抗がん剤はほぼ高度リスクです。
高度催吐性リスクの抗がん薬に対する制吐療法としてガイドラインがあります。
もしこの制吐療法が行われていなければ主治医に確認してください。

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