2014年3月17日

《報告》精巣腫瘍ピアサポートが開催されました。

3月14日、精巣腫瘍ピアサポートを行いました。参加人数は初参加を含め15名でした。

最近は、京都府立医科大学附属病院以外で治療している患者のご家族が、ピアサポートに参加され相談されることが多くなりました。お話を伺うと、「情報が少ない」「どこに相談したら良いかわからなかった」などの質問をうけます。ご家族自身も調べてはいるのですが、それでも限界があるようです。これは希少がん共通の問題です。罹患率の多いがん腫は、メディアや本、ネットで多くの情報が得られます。ですが、希少がんは情報が少なく、なかなか知りたい情報にたどり着けません。治療法などの基本的な情報にはたどり着けても、手術の話や副作用(化学療法による手足の痺れ、吐き気、だるさ)社会復帰の時期など経験者しかわからないことも多くあります。ピアサポートは経験者が行います。気になることがあればピアサポートにお越しいただくか遠方の方はJ-TAGホームページお問い合わせから質問してください。

最後に残ったメンバーで撮影。撮影者は伊藤さんです

 

年金・保険等金融アドバイザーの京極・出町FP相談の伊藤さんにもお手伝いいただき、質問に答えていただきました。

質問は

・がんになっても(がんが治った後)がん保険や生命保険は見直せますか

最近は保険の質問が多くなっているようです。

ピアサポートは相談だけではなく、普段の世間話も多いです。伊藤さんには、お金のことはもちろんですが、普段の会話にも積極的に参加していただいて場を和ませていただいております。

J-TAGメルマガでお知らせしました、患者さん達の日常を美容面から応援するため情報や自毛・ウイッグのサポートをする個室美容室“クキュア”のオーナーである三田果菜さんとスタッフの方たちにも参加いただきました。

ピアサポートでウィッグの相談を受けたこともあります。結婚式や成人式などや就職活動の時などのイベントに欲しいといった相談です。クキュアさんは、一般のウィッグメーカーとは違い、がん患者専門で対応されています。相談も受けていただけますので、気になる方は一度相談されてみては。

ウィッグのモデルを代表にやってもらいました。いかかがでしょう?実際にはこのあと、カットなどで調整されます。また、抗がん剤治療を受ける前の写真を持参すれば、その髪型のコピーを作ることも可能だそうです。

 

ご参加くださいましたみなさまありがとうございました。次回は4月11日、5月は5月9日の開催です。時間は13時から17時ですのいつでもご都合のよい時間にご参加ください。

 

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